不動産売却を思い立ったら、やはりできるだけ良い条件で売りたいですよね。
そのため、まず不動産売却の基本的な流れを理解する必要があります。
そこで今回は、不動産売却の流れとポイントについて解説します。
□不動産売却の流れ
*情報収集
売りたい物件の周辺の相場を確認するために、実際に出されている広告を見たり、インターネットで調べたりして、価格の目安を立てます。
*不動産会社を探す
売却するにあたって、信頼できる不動産会社を探すことが重要です。
そのため、複数の会社に見積もりを依頼し、多くの意見を聞いて不動産会社を選ぶことをおすすめします。
仲介をお願いする不動産会社を決めたら、媒介契約を結んで正式に依頼します。
*不動産を売り出す
まずは売り出し価格を決めます。
このとき、自分の希望する価格だけでなく、不動産会社の査定価格や周辺の相場を見て、慎重に決定することが大切です。
*購入希望者と交渉
購入を考えている人が、その物件に訪れ、売買の交渉を行います。
このとき、より良い印象を残すために部屋はきれいに掃除し、明るくにこやかな対応をすると交渉がうまく進みます。
また、売買条件を提示するときは、できるだけ正確な情報を提示し、お互いに曖昧な点が残らないようにする必要があります。
*売買契約を結ぶ
購入者との売買条件に合意できたら、売買契約を結びます。
一般的に、物件価格の10%から20%の契約金を受け取ります。
*物件の引き渡し
引き渡しで忘れてはいけないのが、税金の納付です。
所得税、住民税など、税金については事前に確認しておくことをおすすめします。
□不動産売却で気を付けたいポイント
*売却の目的を明らかに
家族構成の変化や仕事の関係など、売却理由はさまざまあります。
売却の理由を明らかにすることで、時期や価格の条件など、売却するにあたってのイメージがしやすくなります。
*購入が先か、売却が先か
今の家を売却するということは、新しく物件を取得するということです。
そこで考える必要があるのは、購入と売却のタイミングです。
売却を先に進める場合は、売却価格を踏まえて新しい物件を探せるため、資金計画が立てやすくなるメリットがあります。
しかし、仮住まいを必要とする場合もあるため、時期を調整することが必要です。
購入を先にする場合、じっくり物件を選べるメリットがあります。
一方で、売却代金を踏まえて購入したい場合は、資金計画がしにくいです。
□まとめ
今回は、不動産売却の流れ、気を付けるポイントについて説明しました。
不動産売却で最も大切なのは、情報収集です。
インターネットの情報だけでなく、実際に不動産会社に行って相談し、曖昧な点がないように不動産売買を進めていけるとスムーズですね。
今回の記事が、不動産売却をご検討の方のお役に立てたら幸いです。