「マンションを売却したいけど、どうにかして高く売れる方法はないの?」
「土地の値段はすぐに変わるから、いつ売却していいかわからない。」
このようなお悩みをお持ちの方に朗報です。
マンションの売価には売る季節が関係していることをご存じですか?
今回は、マンションの売却と季節の関係について解説していきます。
□マンション売買が活発な時期
まずはマンションの売買が活発な時期についてみていきましょう。
不動産取引が一番多い時期は3月から4月にかけての時期です。
春は人事異動や、大学への入学など、人々の生活スタイルの変化が大きく、引越しや新居の取引きが多くなるからです。
次に多い季節として、9月前後の秋があげられます。
秋は年度の後期が始めるため、春に次いで生活スタイルの変化が起こりやすいです。
このような人の動きやすい季節に売却をすることで、通常よりも物件の需要が高まっているために高額で売れやすいです。
□マンション売却時の注意点
春と秋にマンションを売ればいい、ということが分かったら、次は売る際の注意点を見ていきましょう。
3月や9月に売ればいいと思い、直前に準備をしていては高額で売るチャンスを逃してしまうのです。
例えば、3月に物件を売りたいという場合、買い手側の目線から考えると、売却活動を12月から始める必要があります。
買い手の方は、1月や2月から物件を探し始めて、目当てのものを見つけて契約するまでには、おおよそ1~2カ月程度かかるからです。
実際に、1月や2月は不動産の検索頻度が他の月と比べて大幅に高くなっています。
つまり、買い手は1月から探し始めて3月に買い、8月から探し始めて9月や10月に買います。
そのため、買い手側の目線になり、自分の売りたい時期の数カ月前から売却の準備を始めていく必要があるのです。
今回の例でいうと、1月から買い手が探し始めるため、12月や11月ごろに売却活動を始めるといいでしょう。
早め早めの売却活動がいい売却のタイミングをつかむコツです。
□まとめ
以上がマンションを売却する際の高額で売れる時期と注意点です。
売却の季節を見分けるには、人の生活が変化するかどうかがポイントでした。
売り手側の視点ばかりに立つのではなく、買い手側の視点にもなって売却の時期を見分ける必要があります。
今回の記事を参考にして、早め早めの売却活動を始めて高額で売却できるようにしましょう。
また、何か疑問点や気になることがありましたらお気軽に弊社までご訪問ください。