「不動産を売却するならできるだけ高い値段で売却したい。」
「高値で売却するために何かいい方法はないの?」
不動産を売却する際に、同じ売却なら高い値段で売却できた方がいいですよね。
そんな時に重要になってくるのが「路線価」です。
今回は、そんな路線価とはどのようなものか解説していきます。
□路線価とは
はじめに路線価とは何か、というところから解説します。
路線価とは、不特定多数の人が通る道路につく値段のことです。
不動産の評価額は、その土地が面している路線価に、土地の面積を掛けて求められます。
路線価はその地域の土地の価値や可能性を表すため、高ければ高いほど注目する物件として扱われます。
ここで、路線価にはいくつか分かれているので紹介しておきます。
それは、相続税路線価と固定資産税路線価です。
前者はその名の通り、相続税を求める際にその物件や土地にどれほどの価値があるのかを判断するためのものです。
一方後者は、公示地価を指標とする固定資産税を求める際に利用されるものです。
□売却時の影響
次に、この路線価が不動産を売買する際にどれくらい影響するのかを見ていきましょう。
先程も紹介しましたが、路線価は一般的には物件の価格を調べる際に物件の価値をはかる目安として用いられます。
また、路線価は不動産売買の取引事例が少なければ価値が高まります。
しかし、注意しなければならないことは、すべての地域に路線価があるわけではなく、地方や都心から離れた場所では路線価がない、ということです。
□路線価の求め方
路線価は、主に国税庁のWebサイトにある路線価図を参考に知ることができます。
路線価図からは、路線価、地区区分、借地権割合の3つを知ることができます。
また、路線価図には調べた地域の路線価が書かれています。
土地1㎡あたりの単価で単位は千円単位です。
また、これ以外にも倍率表という表からも知ることができます。
こちらも国税庁のWebサイトに記載されているので、参考にしてみてください。
□まとめ
以上が不動産売却時の路線価についての説明です。
路線価を活用することで通常よりも値段や将来性を高く見積もってもらうことができます。
また、上でも解説しましたが、路線価はすべての地域でつけられているわけではないので、自分の売却するつもりの地域に路線価がつけられているのか把握しておきましょう。
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