香川県の不動産売却、市場傾向の実態とは?
香川県はこんぴらなどが有名で、四国の中でも古くから栄えてきた歴史のある土地です。
この地に愛着のある両親が、移住になかなか前向きになれないご家庭も多いのではないでしょうか。
若い世代は都心でバリバリ働いていて、両親が終の棲家として不動産を所有しているなんてことはよくあることです。
□不動産売却についてよく考えよう
両親にとって大切な住居ではありますが、いつかは不動産売却を考えなければなりません。
誰も住まなくなった家を維持管理するのは、大変な労力が必要です。
固定資産税も誰かが毎年負担しなければいけません。
運よく、誰かに貸すことができたとしても維持管理のコストはかかります。
貸したら貸しっ放しではいけませんし、資産価値は目減りする一方です。
とはいえ、遠方に住んでいればいるほど、不動産売却にも時間や費用がかかってきてしまいます。
不動産売却に関しては、両親の存命中からよく家族内で話し合っておいた方がよさそうです。
せっかく両親が残してくれた資産ですから、処分するにしても利益を確保したいものです。
思い出のある家や土地を手放すのは勇気が要ります。
不動産という一つの資産をどのようにエグジットするのかを家族みんなで考える必要があります。
□両親と相談しよう
まず、市場動向は香川県に住んでいる両親が一番にわかっているはずです。
売却物件として広告を出したとして、いつまでに売り手がつくのかどうか。
売却価格の相場はいくらが想定されるのか。
売るタイミングをいつぐらいに設定するのか。
こうした一つ一つの項目について、家族で検討していきます。
いつかは不要となることが分かっているわけです。
両親の立場としても、最終的な処分の形を決めておくことは安心感にもつながります。
□業者に相談しよう
何も決めないうちに突然、不動産の処分に迫られる場合もあります。
そうなると、家族間でもめ事の種になることも考えられます。
予め不動産売却に関してお願いする業者さんを決めておくのもよいでしょう。
市場動向を調べて、不動産売却の基準を持つのにはそれなりの時間がかかります。
不動産は維持にもコストがかかりますが、手続きも大変な労力がかかるものです。
不動産取引に精通した人がいれば話は別ですが、よくわかっていないために損をするようでは困ります。
良心的な業者を見つけることも、市場動向調査にかかる時間を大幅な削減につながります。
業界に明るい人の意見を仰ぐことで、今まで見えていた景色も変わります。
不動産と言う比較的な大きな資産を売却するわけですから、ある程度の信頼関係も必要です。
資産を売却する際には、円満な取引となるようにしたいものです。
2019.01.06