空き家の固定資産税を払わないとどうなるの?払えない場合の対策もご紹介!
責任感の強い方の中には、所有する空き家の固定資産税の支払いに頭を悩ませている方もいるのではないでしょうか。
「このまま払い続けられるか不安」「払わないと何かしらのペナルティがあるのでは」そう思っている方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、空き家の固定資産税を払わない場合のリスクと、具体的な対処法について解説します。
□空き家の固定資産税を払わないリスク
固定資産税を払わないと、延滞金が発生したり、最悪の場合、財産差し押さえに繋がったりするなど、深刻なリスクが伴います。
1:延滞金の発生
固定資産税は、納期限を過ぎると延滞金が発生します。
延滞金は、納期限を過ぎた日数に応じて加算され、放置すればするほど高額になっていきます。
また、納期限から1カ月を過ぎると延滞金の利率がさらに高くなるため、早急に支払いを済ませることが重要です。
2:財産差し押さえ
延滞金を支払わず放置すると、最終的には財産差し押さえという事態に陥る可能性があります。
具体的には、土地や建物だけでなく、給料や預貯金口座まで差し押さえられるケースもあります。
3:精神的な負担
固定資産税の滞納は、経済的な負担だけでなく、精神的な負担も大きいです。
税金滞納のことで常に不安を感じたり、税務署からの催促に精神的に追い詰められたりすることも考えられます。
□空き家の固定資産税が払えない場合の対処法
固定資産税の支払いが困難な場合は、諦めずに、まずは役所に相談してみましょう。
1:役所の窓口に相談する
役所に相談することで、減免や分納、換価の猶予など、さまざまな対応策を検討できます。
具体的には、以下のような対応策があります。
・減免
災害被害やその他の特別な事情がある場合は、減免措置を受けられる可能性があります。
・分納
まとまった金額を支払うのが難しい場合は、一定の要件を満たせば分納が認められることがあります。
・換価の猶予
差し押さえを回避したい場合は、換価の猶予を申請できます。
2:不動産の売却
役所への相談で解決策が見つからない場合は、不動産の売却を検討するのも一つの方法です。
売却することで、固定資産税の負担から解放され、資金も獲得できます。
3:専門家のサポートを受ける
固定資産税の滞納や不動産の売却など、複雑な問題に直面した場合は、税理士や当社のような不動産会社などの専門家に相談することをおすすめします。
専門家のサポートを受けることで、適切なアドバイスや手続きの代行などをしてもらえます。
□まとめ
空き家の固定資産税は、放置すると深刻な事態に繋がります。
延滞金の発生や財産差し押さえなど、経済的な負担だけでなく、精神的な負担も大きくなります。
支払いが困難な場合は、役所に相談したり、専門家に相談したりすることで、適切な解決策を見つけられるでしょう。
大切なのは、問題を放置せず、早めに対処することです。
2024.08.10