不動産を売却してみたいけど、必要な書類って何があるの?
手続きも複雑でいったい何から用意すればいいの?
不動産を売却する際には、さまざまな書類が必要になります。
そこで今回は、不動産売却に必要な書類の種類とその準備時間について解説していきます。
□査定時に必要な書類
まず、不動産会社に物件の査定をしてもらうために必要な書類を挙げておきます。
*身分証明書
査定を受けるには免許書などの身分を証明するための書類や、実印、住民票が必要です。
また、共有名義の物件の場合は、共有者全員分の書類を集める必要があります。
*土地側面図
土地の売価を決める際には、土地の㎡あたりの単価とその面積が必要です。
そこで、側面図を用いて面積や売価を求めていきます。
*地質測量図、建物図面
建物や土地の地質を確かめるために用います。
両方とも法務局で入手できます。
*建築設計図書
どのような設計や建築が行われたのかを示す書類です。
買主は、買った物件をリフォームしたり、修理したりすることを前提に物件を買います。
そのため、それらをイメージしやすくするために建物の設計図が必要なのです。
□売却時に必要な書類
不動産を売却する手続きを結ぶ際に必要な書類を以下に挙げておきます。
*登録事項証明書
不動産の登記内容が書かれている書類です。
法務局に申請することで入手できます。
*売買契約書
物件を購入したり、売却したりする際に結ぶ契約書です。
契約日や引き渡し日、かかった費用などが記載されています。
*重要事項証明書
物件の内容や取引条件、売買契約に必要な情報が記載されています。
*登記済権利書
登録名義人が真の物件所有者であることを証明する書類です。
2005年に不動産登記法が改正されてから、インターネットを用いてでも書類を入手できるようになりました。
□書類を集める際の注意点
物件を査定する際には先ほど挙げた書類を早く、正確にそろえることが必要となってきます。
書類に不足があれば、曖昧なままに値段が決まったり、売却する土地の範囲を間違ってしまったりしてトラブルを招きかねません。
□まとめ
以上が不動産を売却する際に必要な書類と注意事項です。
売却までには、様々な書類が必要になります。
早く確実な書類収集が円滑な不動産売買に欠かせないので、それを忘れず今回の記事を参考にして準備を進めてみてください。
また、この記事を見て疑問点や気になることがありましたら、お気軽に弊社までお問い合わせください。