不動産を相続するということになったとき、複雑な手続きが必要であれば困ってしまいますよね。
そこで、今まさに不動産相続が迫ってきている方や、これから先もしかしたら当事者になるかもしれない方に向けて、不動産の相続の際にどのような手続きが必要なのかステップごとに紹介したいと思います。
□相続発生
*死亡届
被相続人がなくなられてから七日以内の提出が法律で義務付けられています。
一番最初にするべきことが、市町村役場に死亡届を提出することです。
*遺言書
次に遺言書の有無をチェックしましょう。
今後の手続きを左右する大事な書類ですので、あとから見つかることのないように最初にしっかり見ておきましょう。
*戸籍謄本の取得
相続人全員の戸籍謄本と、被相続人の生まれてから亡くなるまでのすべての戸籍謄本が必要です。
これらを取得するには時間がかかることが予想されるため、はじめのうちに集めることをおすすめいたします。
□相続財産の把握
被相続人が所持していた財産について把握しましょう。
借金のほうが多い場合などには相続放棄も検討したほうがいいかもしれません。
相続財産の把握と一緒に、相続税の申告が必要かどうかも重要です。
注意点として、相続には期限がありませんが、相続税の申告には期限があるので早めに行いましょう。
□遺産分割協議
相続財産の分割の仕方は
・現物分割
・代償分割
・換価分割
・共有
の四つが代表的です。
トラブルにならないようにしっかりと話し合うことが必要です。
また、相続人が後から出てくることがないように、しっかりと確認をとることも必要です。
□遺産分割協議書の作成
これは相続人だけでも作成することが可能ですが、しっかりと有効な書類を作成するために行政書士や司法書士などの専門家に依頼することをおすすめします。
法律関係の書類は専門的な知識が必要になりますので、不安を感じるようでしたら任せてしまいましょう。
依頼する際の相場は10万円前後となっております。
□相続登記手続き
書類がそろえば、相続はほぼ完了です。
相続が完了してしまえばあとからなかなか変更はできないので、気をつけましょう。
□最後に
本記事では不動産相続の際に必要な手順についてご紹介いたしました。
本記事を読んで不動産相続の流れについて理解していただけたでしょうか。
手続きが面倒だからと後回しにしてしまったり、相続人間での合意をあやふやにしてしまうと後でもっと面倒なことになりかねません。
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