別荘を購入したが、使う機会が減ってきたため処分したいという方は少なくありません。
しかし、別荘は購入価格と比べて売却価格が大きく下がってしまう傾向にあります。
では、使わなくなった別荘はどうすれば良いのでしょうか。
今回は、香川に別荘をお持ちの方に向けて、不動産買取という選択肢をご紹介します。
□別荘の処分は不動産買取がおすすめ!
使わない別荘を持ち続けていると、固定資産税やメンテナンス費などがかかってしまいます。
そのため、使わない別荘はいち早く手放した方が良いのです。
いち早く物件を手放す方法として、不動産会社に買い取ってもらう方法があります。
不動産会社に直接売ることになるため、会社が提示した買取価格に納得すれば契約成立となります。
物件の内覧は一度で済みますし、手続きもスムーズに進みます。
不動産会社を仲介して売却する場合は、購入希望者に対しての内覧を何度も行ったり、契約の準備や広告の準備が必要だったりします。
手間を最小限に抑えて、いち早く別荘を手放したい方には、不動産会社による買取をおすすめします。
□別荘を売買するときの注意点とは
*別荘買取で利益が出た場合
別荘は一般的なマイホームとは扱いが異なります。
通常家を売ると、そのときに生まれた利益に譲渡所得税というものが課されます。
物件の購入から5年以内の短期譲渡所得であれば、所得税率は約39パーセントです。
また、所有期間が5年以上の長期譲渡所得であれば、所得税率は約20パーセントになります。
しかし、マイホームを売って生まれた利益に対しては、利益が3000万円以内までは税制面で優遇されます。
一方、別荘はマイホームとは異なり、生活必需品ではありません。
嗜好品としての扱いになるため、この譲渡所得税は優遇措置が適用されません。
せっかく利益が出たとしても、その分高い税金を払わなければならないのが実情です。
*別荘買取で損失が出た場合
別荘を長期所有したのちに処分するとなると、一般的に損失が出ることが多いです。
土地の価格は情勢次第で、必ずしも下がるわけではありませんが、別荘の建物自体は経年により価値が下がるからです。
給与所得と不動産所得は損益通算が可能なため、もし損失が発生したとしても損益通算により所得税を減らせるのです。
しかし、損益通算は生活に最低限必要はマイホームに限られており、別荘は損益通算できないことになっています。
□まとめ
今回は別荘の処分を考えている方に向けて、不動産買取がおすすめな理由と、別荘の売買で気をつけるべきことを紹介しました。
使わなくなった別荘を処分するには、仲介売却よりも不動産買取がおすすめです。
しかし、税制面で別荘の売買には注意しなければならないことがあります。
不動産買取は不安なことも多いと思いますので、香川に別荘をお持ちの方はまずはお気軽に当社までご相談ください。